国債とはそもそも何なのか

国債とはそもそも何なのか

国債とは国が発行する債券のことであり、より簡単に言うのであれば国がお金を貸してほしいという要請を出したのに対して投資家がお金を貸し、その証明書として発行される証明書ということになります。
ではこの国債とはどのように使われているのかと言うことに関してですが、一般的な人の考え方からすれば「国に対してお金を貸し付けて、それに利息を付けて返してもらう資産運用」ということになります。
利付け国債と呼ばれる最も一般的な債券では通常年二回の利息受け取りが可能となっており、例えば「年間の利子が0.5%」となっているのであれば額面の0.25%の利息を半年ごとに受け取れるわけです。
仮に額面100円の国債を100万円分購入して利息が0.5%として設定されていた場合には100万円÷100円×0.25%=2500円が半年ごとに受け取れます。
また債券にはそれぞれ償還期限が設けられており、この償還期限になった債券は額面通りのお金に引き換えることができるようになっています。
つまり先ほどの債券が償還期限5年と定められていた場合、一年あたり5000円の利息を受け取れるわけですから利息として2万5000円、そして5年経過後には100万円が手元に帰ってきて最終的に2万5000円の利益が出ると言うことになるのです。