先物取引がもたらす利益と仕組み

先物取引がもたらす利益と仕組み

先物取引で利益を出すにはまず買い注文で保有した建玉は売り注文で決済する事で、売り注文で保有した建玉は買い注文で決済する事で利益を得る事ができるという点を理解しなければなりません。
この差額売買のポジションの差額を利益になるのです。
逆に言えば売り注文の建玉保有時に値段が上がってしまいそのまま決済してしまうと、損失がでてしまいますので注意してください。
またこれらに注意しても証拠金維持率という仕組みがあり、この数値が100パーセントを切ってしまうと全ての建玉が強制的に決済されてしまいます。

この証拠金維持率というのは、証券会社で作成してもらった口座に入金した金額と取引時に使用している金額を元に算出されます。
証券会社にもよりますが、証拠金として入金した10倍以上もの資金を先物取引時に使う事ができるので建玉保有時は証拠金維持率には十分注意してください。

レバレッジと呼ばれている入金した資金の何倍もの資金を使う事ができるこの仕組みは、少ない資金でも多額の利益を出す事も可能なので、先物取引額の推移が予想できるのならば積極的に利用する事をおすすめします。
そしてもっとも注意しなければならないのは先物取引は元本保証がされていないので、入金した金額以上の損失がでる可能性がある事を十分に留意してください。